KAG 3 はそれまでの KAG を新しく書き直したもので、シナリオレベルでの互換性はありますが、細かい差異もあります。
もっとも大き変更は、シナリオファイル中の改行を無視するようになったことですが、これは Config.tjs の
global.ignoreCR
を
false
に指定することで旧 KAG の動作と同じにすることができます。
また、quake タグの time 属性は、KAG 3 では ms 単位になりました。KAG 3 未満の、文字数単位にしたい場合は Config.tjs の
defaultQuakeTimeInChUnit
を
true
に設定してください。
KAG 3 未満に比べて、文字が大きめに出てきます。小さめのフォントを指定してみてください。
セーブデータの保存場所は、デフォルトで実行可能ファイルのあるフォルダ以下の savedata フォルダになっていますのでご注意ください。
タグもいくつかの相違点があります。
- emb タグに zenkaku 属性がない
- playvideo の usesound 属性廃止
- clearsysvar はシステム変数をクリアするだけ
他にも動作が違うタグがあるかもしれませんが、おそらく KAG 3 のバグかと思います。変に思ったら作者までご一報ください。
プラグインの扱いの違いについては
準備をしよう の「プラグインについて」をご覧ください。