コンソールは、吉里吉里や KAG の出力するメッセージが次々と表示される場所です。Shift+F4 などで表示できます。なにかトラブルが起こった場合、このコンソールに問題の解決につながる情報が表示される場合があります。
また、コンソールの下部には入力欄があり、任意の TJS 式をその場で実行し、結果を確認することができます。
たとえば、
f.flag
という変数の内容を確認したい場合、コンソールに
f.flag
と入力して enter キーを押すと、コンソールに
15:25:04 コンソール : f.flag = (int)1
などと表示されます ( これは例 )。このように変数の内容をその場で確認することができます。
Note
値の前に表示される (int) は、この値が整数であることを示しています。同様に、(real) は実数、(string) は文字列を表します。(void) は変数が未定義か、void そのものが代入されていることを示します。
また、
f.flag
に 0 を代入したければ、
f.flag=0
と入力して enter キーを押せば、その時点で f.flag に 0 を代入することができます。
Note
コンソールは、吉里吉里1では Debug Message Stream ( DMS ) と呼ばれていたものです。